春のドライブ
今日は春分の日。家族にせがまれ、みんなでドライブに行きました。山口県の角島大橋というところです。立派な橋が無料通行なのは島民の皆さんの利便を考えてのことでしょうけれども、観光用としても助かります。天気も良かったし良い一日になりました。
帰り道、滝部という温泉を訪ねてみました。ちょうど、角島の手前の特牛(こっとい)という町から、山の方に向かったところにある温泉なのですが、別に温泉が目的ではありません。
昔、会社に入って間もない頃、週末の土曜日、小倉経由で田舎に帰る夜など、小倉駅で乗り換えの時間待ちをしている時、山陰本線滝部行きという短い編成のディーゼルカーが止まっているのを良く目にしていたからです。
夜、知らない田舎の町を終着駅とするその列車に興味がありましたが、滝部という町を知りませんでしたし、一度も行くこともありませんでした。だから、どんな町なのだろうか?と興味があったのです。
行ってみると、思い描いていたような温泉街ではありませんでした。1軒の大きな温泉ホテルが地下1000mから温泉をくみ出しているそんな感じでした。町もこぢんまりとした感じの田舎町でした。滝部駅も道筋から見えました。田舎の駅は好きです。鉄道は哀愁があります。いつかはまたのんびりと温泉を訪ねてみたいと思います。