神さま一日だけ』最愛?最悪?の女房 天国への旅立ち

1985年8月、北九州市戸畑区市民会館音楽ホールにて、北九州わたぼうし第9回コンサートが開催されました。その大会において、作詞した「ひとすじの道」という曲が大賞をを受賞、表彰式のステージにいたのが女房でした。当時26歳。その年の6月に洗礼を受けて、たまたまその前日に、旧戸畑駅前の歩道橋の街灯にくくりつけられた1枚のポスターを見て、このコンサートを見に来ていたのが私です。当時28歳。
 
女房は「壁」という朗読詩が入賞、「ひとすじの道」という曲で大賞(作曲はボランティアの高野氏)でした。
 
ひとすじの道 : 作詞 井上末子
 
はるかに遠い ひとすじの道を
あなたはいままで 一人で進もうとしていた
前に立ちはだかるものは ないのですか
激しい風と 暗闇の中
辛くはないのですか 一人では、強くなれないのです
それよりも少し ほんの少し
耳を傾けて下さい あなたを呼ぶ誰かの
声が聞こえる 聞こえるはずです
 
はるかに遠い ひとすじの道を
あなたはこれから 一人で歩いて行くのです
どんなに辛い道でも 前とは違う
振り返れば つないでくれる人の手がある
いつでも どんな時でも
自分を見失わずに いて下さい
しっかりと前を 見つめて下さい
そうすればきっと 進んでいける
誰かの声があるから きっと生きれる
生きれるはずです
 
しっかりと前を 見つめて下さい
そうすればきっと 進んでいける
誰かの声があるから きっと生きれる
生きれるはずです
 
 
コンサート終了後のカンパで、応募詩集をもらいました。そこには入選しなかったもう一つの曲「神さま一日だけ」
という詩が記されていました。「神さま、一日だけ、私に歩ける足を下さい・・・」この詩を見て、私は彼女に手紙を添えて一冊の文庫版新約聖書を送りました。その扉には一つの聖句を記しました。新約聖書ヨハネ福音書9章3節「ただ、神の御業(みわざ)が現れるためである」。それが結婚のきっかけです。当時私は、故三浦綾子著「塩狩峠」のヒロイン、「ふじ子」に憧れ、クリスチャンホームを夢見ていました。またその当時、婚約中に交通事故で下半身不随となったものの結婚した車イスの花嫁「戸沢ひとみ」さんが出演したドキュメンタリーにその像を重ね、女房との結婚に踏み切りました。しかし現実は厳しかった.(笑)以後、31年の時を経て、女房は信仰などどこ吹く風、むしろ邪魔者だと言わんばかりでしたが、肝細胞ガンのため、昨夜遅く死去しました。今夜は女房と二人きりの最後の夜です。既に在宅看護中で、一週間前に主治医から余命1ヶ月と宣告されました。まさかその一週間後に天国へ旅だつとは思いもしませんでした。27日が誕生日、せめてそこまでなんとか、と思ってました。しかし昨夜遅く最初の医療麻薬で眠ったような状態で、夕方泊まりがけで介護手伝いに来た息子と二人で背中をさすっていた途中でいつの間にか息を引き取っていました。その日、最初の在宅入浴で気持ちよさげに話していた姿が忘れられません。ガンの最後は苦しいらしい、それだけは嫌だ、と言っていましたが、最近は医療麻薬などの使用で安らかに眠るように最期を迎える人は多いと思います。女房もそうでした。脳性麻痺で体が不自由でしたので、在宅での看取りしかないと覚悟してましたが、在宅看護1ヶ月半余り、在宅看護専門チームが支えてくれました。それでもめげそうでした。元々全く性格の合わない夫婦でした。時に殺してやりたいくらい憎んだこともありました。看護中でさえそんなこともありました。下の世話までやってるのにその態度は何だ!とかです。でも、逝ってしまうと複雑な心境です。もう二度と文句も言ってくれない、明日の夜には小さくなって帰宅するのです。死んだら葬儀もせずに灰にして海にまいくれといってましたが、息子にやめてくれと言われました。お父さん(私)と一緒の墓には入りたくない、と言ってましたので、実家の母や姉が眠る墓に返すつもりです。キリスト教は嫌い、ではありませんが興味もない、若い頃、毎週日曜日に教会に出かける私が気に入らなかったようです。その分、春夏秋冬には必ず一泊旅行をして埋め合わせるとか努力したつもりですが。結局教会での葬儀となります。覚悟はしていたようです、毎日のようにもう死にたい、とはつぶやいてましたから。治らない、治っても不自由な体で歳ばかりとる、その気持ちは手に取るように分かります。可愛そうでした。でも、楽になったでしょう。命日は10月19日、「天逝く」との語呂合わせが出来ます。聖書には、「あなたが救われれば、あなたもあなたの家族も救われます」とはっきり書かれています。私はこの御言葉を信じて、女房が天国へと旅だったと信じ、すべてを神にゆだねます。
 
*写真は何歳の頃のものでしょうか? 隣に息子と愛犬が写っている写真からカットしたもので、愛犬が14歳だとか言ってましたから、12年くらい前でしょうか、そうすると46歳くらいかな。

Yahoo!ジオシティーズ サービス終了のご案内

「いつもYahoo!ジオシティーズをご利用いただきありがとうございます。
誠に勝手ながら、2019年3月31日をもってYahoo!ジオシティーズのサービスを
終了することにいたしました。
ご利用のお客様にはご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。」

□ 発行:ヤフー株式会社

とのことです。
従いまして、「DOM戦車工房」のホームページも閉鎖されることになります。

期日までには、ジオシティーズにアップしていた画像等はダウンロードして保存する予定ですが、これを再度別のサーバーにアップするとなると、HP内のリンクをすべて変更しないといけませんが、この作業が繁雑で実質的に無理だと思います。
改めて、出来る範囲で再現したいとは思いますが、どうなることやらです。

未来永劫残すものでもありませんし、この際、出来るだけ縮小再構成しようかと思います。時代の流れでしょうね、致し方ありません。

追記 下記のURLに順次、HPを移行しております。


羽山みずきちゃん 新曲「古いタイプの女です」

10月3日発売予定の羽山みずきちゃんの新曲「古いタイプの女です」、TBSラジオの朝カラで、初めて聴きました。1コーラスだけですが、この番組で初公開だそうです。
 
みんながやめろ~と、言ったけれど~♪
あなたと一緒になれました
何のとりえもありません
古いタイプの女です
それでも愛してくれるなら
ついて行きます あなたの夢に~♪

ふたりで向き合う ちゃぶ台で~♪
湯呑みはいつでも 右側に
茶碗左に置くような
古いタイプの女です
私でよければ いつまでも
おいて下さい あなたのそばに~♪
 
イイ曲だ~、みずきちゃんにぴったりの曲!( ^ ^ ) v

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「歌は心でうたうもの」私の履歴書=船村徹氏著

水城なつみさんが以前ブログで、「栃木にある船村徹先生記念館に初めて行きました」と書いていたので、取り寄せて読んでいる本のタイトルが「歌は心でうたうもの」です。先日読み終えましたが、感動する箇所が多いです、改めて船村徹という方は素晴らしい人だったのだなと感じています。まえがきの一部を抜粋してご紹介させて頂きます。
 
「歌は心でうたうものである。テクニックがどんなに優れていても、心のつぶやきや叫びから出たものでなければ、けっして聴く者を感動させることはできない。日本の音楽教育は明治以来、西洋音楽至上主義の歴史を歩んできた。それもテクニック重視で、心をうたうことを教えてこなかった。のみならず、邦楽全般を西洋音楽よりも下に見る風潮が広く社会を覆い、中でも町の片隅で黙々と生きる人々の哀歌をうたう歌謡曲や演歌を蔑(さげす)む傾向さえある。私の作曲家人生は、こうした風潮に対する反逆でもあった。」・・・船村徹先生著書まえがきより
 
 
水城なつみちゃんのおかげで、素晴らしい本に出会えたと思います。また、本文中で、村田英雄さんの名曲「王将」の作曲の際に「(西條八十)先生が将棋のことをまったくご存じないことは百も承知だったが、そんなことはどうでもよかった。やがて、『吹けば飛ぶよな 将棋の駒に』で始まる『王将』の詩ができてきた。私は『吹けば飛ぶよな演歌の旋律(ふし)に賭けた男を笑わば笑え』と読み替えて、まるで自分の心を詠んでいるような詩に素直に感動を覚えた。」 という文章にも感動を覚えました。替え歌好きで、時々勝手に読み替えてる自分と重ね合わせてしまいそうな、そんな思いを抱いてしまいました。「歌は心でうたうもの」、心強い、人生をも励ましてくれる素晴らしい言葉です。

MICROSOFTの公式サイトで、現在も、WIN10の無償ダウンロードが可能 !

Windows7で使用していたPCが起動しなくなった。ERROR1962と表示され、BIOSをあれこれいじってみたがどうにもならない。あきらめて一晩おいておいたら、「スタートアップの修復」という画面が現れた。理由不明なるもこれで修復されるならば問題なし、やれやれと思って修復を試みるも結局、「修復出来ませんでした」を繰り返すばかりでどうにもならない。あきらめてパソコン工房の実店舗に修理依頼をしたところ、「リカバリーディスクが必要です」と言われた。要するに、Windows7は初期化して工場出荷時に戻すことは可能、しかしながら、データは補償出来ません(たぶん消失)ということだと思う、しかし、肝心のリカバリーディスクは作成していなかったし、データのバックアップもやっていない。
 
リカバリーディスクの作成、データのバックアップは本来ユーザーとしてやっておくべき事かも知れないが、ものぐさの私は面倒なので、「壊れた時は壊れたとき、その時に考えよう、そんなに壊れることもなかろう。リスクと手間を天秤にかけたら、手間を惜しむ」と思ってやってなかったが、そのリスクが現実化したということ、自業自得なり。(^^;)
 
Windows7が当然正規品なので、Win10への無償移行が可能のはずですが・・・と、パソコン工房の担当者の人は言っていたが、お店に頼めばその費用がバカにならないはず、「現状のまま持ち帰ります=修理不要です」と答えて、お店に払った費用は、診断費=¥500だけでO,Kとのこと。とりあえず持ち帰ることにした。
 
さて、どうしたものか。 現状のPCにWindows10を新規にインストールするとして、Windowsの無償グレードアップは既に終了しているから、インストール用ディスクを購入して自分で入れるか?と思ってアマゾンで調べて、TOP表示の製品のレビューを見ていたところ(私がレビューを見る際は最低評価からまず見ますが)、「MICROSOFTの公式サイトで、現在も、WIN10の無償ダウンロードが可能 !」とのレビュー^がありました。
 
 
そこに紹介されているページを開くとちゃんと今でも無償でダウンロードが出来る(ただし、これまで正規Windows製品のプロダクトキーを持っている場合のみ有効)ことが分かりました。
 
 
これなら何もわざわざ製品をアマゾンなどで購入する必要も無し、ということは、アマゾンに掲載されている製品の購入案内は、言葉を換えれ(言い方は悪いけど)ば詐欺みたいなものじゃないですか、ひどいものだね。情報受あく者を食い物にするようなものだ・・・何事もよく調べてみる必要を感じますね。

在宅看護とケアマネの重要性

女房を先週初めに、総合病院の主治医のところに診察に連れて行き、CT検査の結果、腹水が貯まって胃腸を圧迫しているようだとの診断でした。もうすでに肝臓ガンが急速に増殖しているようなのでガンの治療は処置なしということは言われていましたが、胃腸の調子が悪く飲食が困難になってきたので近所の掛かり付け医(ヤブ医者ですが、日頃女房が電動車イスで自分で行ける病院はここくらいしかない)では、話にならないと判断して、もう一つの主治医である総合病院に行きました結果です。その結果を、掛かり付け医に申し送りしてもらいましたが、らちがあかず、現在のケアマネ(障害者福祉の方で掛かってましたが)も、対応が悪いので、日頃お世話になっているヘルパー会社の知人に相談した上で、介護保険の適用を受けることになり、ケアマネもその知人が引き受けてくれることになりました。 

この知人が迅速に動いてくれたおかげで、早速先週末に知り合いの訪問看護専門事業所(看護師、救急救命士の資格を持つ女性が24時間対応)の看護師を連れて訪問して下さり、すぐに契約と翌日から訪問看護ならびに、訪問看護専門医にも連絡を取って定期的に診察してくれることになりました。 

今回もそうですが、ケアマネや掛かり付け医はほんとに重要です。(今年の2月、実家の父が急逝した時も、ケアマネが同時進行で対応してくれたおかげで助かりました) いざという時に、24時間、携帯電話でつながる関係が無いと困ります。そういう意味で、これまでの掛かり付け医やケアマネはこちらからお断りしました。ヤブはヤブ、対応の悪いケアマネはご退場願う、強気で行かないと、いざという時に泣きを見るのはこちらです。こちらの事情をよく知っている知人に相談して良かったとつくづく思いました。 

これで最後の看取りは自宅で行えることになります。訪問看護師の方に言われたのは、もしもの時には救急車を呼ばないで下さいとのことです。救急車が到着した時点で既に心肺停止状態(=死亡)の場合は警察が介入することになるので、必ず、訪問看護師に連絡して下さい、そうすれば医師と共に駆けつけるので、医師が同席していれば警察の介入はありません、とのことでした。なるほど、と思いましたので後学のため記しておきます。本人はホスピスの方が良いだろうか?と、時々つぶやいてますが、それは何とも言えません。ホスピスの実態を知らないし、どこでもそうですが、結局はそこの担当者や直接接してくれる人たちの人柄、人間関係に尽きると思いますからね。どこで最期を迎えるのが一番なのかは正直なところ分かりません。

夏祭り 暑いときには演歌が売れる?

夏の暑い盛りには演歌が売れる、という話をどこかで見聞きしたような気がしますが、思い違いかも。ネットで調べるとヒットするかも?と思いましたが、調べて書くのも面白味がないので、思い込みで書きます。
 
この季節、夏祭りが各地で開催されてます。納涼祭とかいう名称でもやりますね。 そこに、けっこう演歌歌手の皆さんがゲストとして招かれているようです。祭りに演歌はよく合うということでしょう。だったら、夏の暑い季節に
演歌が売れる(CDとかカセットとか)という話しも信憑性がありそうな気もします。今時、カセットテープを使ってる人がそんなにいるの?と思って、行きつけのCDショップのママさんに聞いたら、カラオケ教室とかで、繰り返し練習する際に、カセットレコーダーの逆転操作が役立つそうです。なるほどなあ、と思いました。デジタルでもPCなどでは出来ないこともないですが、操作性は悪いですものね、そういう使い方もあるのかと思いました。それに、興味のない人は気づかないだけで、けっこうカラオケハウス的なお店、各地にありますね。以前は、こういうお店は営業的に成り立つの?なんて思いながら通り過ごしてましたけど、演歌女子に興味を覚えてからは、なるほどね、と思えるようになりました。需要があるからこそ商売も成り立つし、そこそこ続いてるお店は常連さんがちゃんといるはずだよねと。
 
「人は幸せだから歌うのではない、歌うから幸せになるのだ」と、カラオケのDAMチャンネルのCMで流れていて、調べると、外国の哲学者の言葉だそうです。イイ言葉だと思います。私も時々鼻歌歌ってますが、よく考えると歌ってる時には別のことを考えられないから、余計な心配もしなくてすむ、ということなのかな、だから人は歌うのかな、なんて思います。